ほのぼの日和

文豪に関する随筆などを現代語訳して掲載しております。

2018-06-03から1日間の記事一覧

横光利一の書簡と随筆集

河出書房新社から出版された「文芸読本 横光利一」より『』内の文章は全て左記の本からの手前勝手な現代語訳をした上での引用となります。この本は、多くの文人が横光利一に寄せた文を集め、間に横光自身の書簡や随筆、写真が掲載されている本です。写真では…

川端康成が横光利一を語る2

以下、『』内の文文章は中央公論社が出版した「日本の文学 横光利一」より川端康成が書いた「解説」から引用したものとなります。川端康成と横光利一の研究の一助になれば幸いです。今回で、日本の文学からの引用を終わり、次回からは筑摩書房が出版した「現…

川端康成が横光利一を語る1

昭和41年(1966年)に出版された横光利一の本には、川端康成の解説が掲載されています。以下、『』内の文文章は中央公論社が出版した「日本の文学 横光利一」より川端康成が書いた「解説」から引用したものとなります。川端康成と横光利一の研究の一助になれ…

寺田透が葉山嘉樹と横光利一を語る

葉山嘉樹(はやまよしき)は、プロレタリア文学における作家で主に、プロレタリア文学の歴史における初期に活躍した人物です。寺田透は日本の文芸評論家で立原道造と一緒に同人誌をやるなどしていましたが、絶交し戦後は東大教授として活躍するなどしました…

山本健吉による中野重治の解説に寄せて

以下、『』内の文章は全て(株)新潮社が出版した「日本文学全集16 中野重治」から「解説 山本健吉」より引用した文章になります。中野重治の研究の一助になれば幸いです。

正宗白鳥の菊池寛論2

中央公論社から出版された正宗白鳥の「文壇人物評論」から「菊池寛論」の現代語訳を以下に全文掲載しております。手前勝手な現代語訳であるため、正確性に欠ける点があるかもしれません。その点につきましては、ご了承ください。

正宗白鳥の菊池寛論1

中央公論社から出版された正宗白鳥の「文壇人物評論」から「菊池寛論」の現代語訳を以下に全文掲載しております。手前勝手な現代語訳であるため、正確性に欠ける点があるかもしれません。その点につきましては、ご了承ください。

中野重治と小田切秀雄対談まとめ

中央公論社が出版した「日本の文学 第41巻 中野重治」の付録38に掲載されている中野重治と小田切秀雄の対談を左記の付録から引用しまとめたものになります。『』内の文章は全て引用となります。中野重治の研究の一助となれば幸いです。

正宗白鳥による谷崎潤一郞と佐藤春夫人物評伝2

中央公論社から出版された正宗白鳥の「文壇人物評論」から「谷崎潤一郞と佐藤春夫」の現代語訳を以下に全文掲載しております。手前勝手な現代語訳であるため、正確性に欠ける点があるかもしれません。その点につきましては、ご了承ください。また、正宗白鳥…

正宗白鳥による谷崎潤一郞と佐藤春夫人物評伝1

中央公論社から出版された正宗白鳥の「文壇人物評論」から「谷崎潤一郞と佐藤春夫」の現代語訳を以下に全文掲載しております。手前勝手な現代語訳であるため、正確性に欠ける点があるかもしれません。その点につきましては、ご了承ください。また、正宗白鳥…

佐藤春夫の詩に関する自叙伝

以下、(株)創元社様が出版された「全詩集大成 現代日本詩人全集5」より佐藤春夫の「詩に関する自叙伝」の現代語訳の全文です。手前勝手な現代語訳であるため、一部正確性に欠けることがあるかもしれません。その点につきましては、ご了承ください。また、ウ…

柳田国男と田山花袋

以下、筑摩書房から出版された「現代日本文学大系11国木田独歩 田山花袋集」より柳田国男の「田山花袋君の作と生き方」の全文掲載となります。また、吉本隆明先生が講演された「柳田国男と田山花袋」における底本です。講演をより深く理解できると思いますの…

正宗白鳥が語る田山花袋3

筑摩書房様が出版された「現代日本文学全集21 田山花袋集(二)」より正宗白鳥の田山花袋論の現代語訳を以下に全文記載します。かなり長いので、お暇な時にお読みいただければと思います。それにしても、自分は柳田国男推しな一面があるため、私の脳内では星…

正宗白鳥が語る田山花袋2

筑摩書房様が出版された「現代日本文学全集21 田山花袋集(二)」より正宗白鳥の田山花袋論の現代語訳を以下に全文記載します。かなり長いので、お暇な時にお読みいただければと思います。

正宗白鳥が語る田山花袋1

筑摩書房様が出版された「現代日本文学全集21 田山花袋集(二)」より正宗白鳥の田山花袋論の現代語訳を以下に全文記載します。かなり長いのと、最後は「少なくとも私自身の初期の小説なんかは消えて無くなれと思っている。」で締められている寄稿文です。包…

徳田秋声のことば

河出書房様が出版された「日本文学全集9 徳田秋声集」には、付録として「●徳田秋声のことば 人生の光と影」と題された、秋声の本から抜粋された台詞などが掲載された大きなしおりがついてきます。以下に、その全文を掲載しております。本を読む時間無い方な…

川端康成が語る徳田秋声

川端康成は実は中央公論社さんが出版された「日本の文学 徳田秋声(一)」に解説もどきを掲載しています。なぜ、解説もどきなのかは下記の内容を読んでいただくとして。私は、個人的にこの川端康成の解説もどきが徳田秋声に対して愛情深く滋味に溢れているた…

広津和郎と江藤淳が徳田秋声について語る

中央公論社さんが出版された「日本の文学 徳田秋声(二)」には、付録として広津和郎と江藤淳の対談が収録されています。個人的に、このお二人の対談の内容が非常に興味深く特に広津和郎の文学評論家であるから語れる秋声の姿などがあり気になった部分をまと…

川端康成と徳田一穂が徳田秋声について語る

中央公論社さんが出版された「日本の文学 徳田秋声(一)」には、付録として川端康成と徳田秋声の息子である徳田一穂の対談が収録されています。個人的に、このお二人の対談の内容が非常に興味深くて息子だから語れる点などがあり気になった部分をまとめてみ…

田山花袋と田舎教師に寄せて

河出書房新社が発行した「日本国民文学全集 第20巻 明治名作集(二)」における田山花袋が書いた田舎教師の作品解説が面白くて、なるほどな~と色々発見があったので、下記に紹介しております。『』内の文章は全て左記の本からの引用となります。

徳田秋声の作品及び人物評伝集

ゲーム「文豪とアルケミスト」で初めて徳田秋声について知った方も多いのでは無いでしょうか?私は、泉鏡花が好きな関係で紅葉門下であることだけは、知ってはいましたが作品までは読むには至っていませんでした。彼は、同じ文壇においては特にノーベル賞受…

田山花袋と尾崎紅葉とその時代

筑摩書房で出版された現代日本文学大系3「尾崎紅葉、内田魯庵、広津柳浪、斎藤緑雨」に収録されている田山花袋が尾崎紅葉の解説のために寄せた文章「尾崎紅葉とその作物」から、尾崎紅葉を取り巻く時代や人間関係についてまとめてみました。『』内の文章は全…