ほのぼの日和

文豪に関する随筆などを現代語訳して掲載しております。

横光利一

小林秀雄名言集5

新潮社から出版されている全28巻からなる小林秀雄全集から、名言をまとめてみました。小林秀雄を読むきっかけ、あるいは小林秀雄の研究の一助になれば幸いです。以下、『』の内の文章は左記の全集からの引用となります。また、()内には引用した作品名を記…

徳田秋声の随筆集「灰皿」3

2では、徳田秋声と室生犀星との旅話しでしたが、今回は、秋声が読売新聞に掲載した「長篇四五読後感」より横光利一が書いた「家族会議」の感想です。なんだか、秋声氏と言えば自然主義のイメージが強く、新感覚派の著作などは手に取らないような印象がありま…

小林秀雄名言集2

新潮社から出版されている全28巻からなる小林秀雄全集から、名言をまとめてみました。小林秀雄を読むきっかけ、あるいは小林秀雄の研究の一助になれば幸いです。以下、『』の内の文章は左記の全集からの引用となります。また、()内には引用した作品名を記…

中島健蔵が語る「人間横光利一」3

筑摩書房が出版した「新選 現代日本文学全集36 河盛好蔵 中島健蔵 中野好夫 臼井吉見集」から中島健蔵の「人間横光利一」を紹介しています。「人間横光利一」は、評論家であり横光と交流があった中島健蔵が当時書いた日記をまとめたものです。中島健蔵は、数…

中島健蔵が語る「人間横光利一」2

筑摩書房が出版した「新選 現代日本文学全集36 河盛好蔵 中島健蔵 中野好夫 臼井吉見集」から中島健蔵の「人間横光利一」を紹介しています。「人間横光利一」は、評論家であり横光と交流があった中島健蔵が当時書いた日記をまとめたものです。以下、『』内の…

中島健蔵が語る「人間横光利一」1

筑摩書房が出版した「新選 現代日本文学全集36 河盛好蔵 中島健蔵 中野好夫 臼井吉見集」から中島健蔵の「人間横光利一」を紹介しています。「人間横光利一」は、評論家であり横光と交流があった中島健蔵が当時書いた日記をまとめたものです。以下、『』内の…

横光利一年譜

清水書院が出版した「横光利一 人と作品」に掲載されていた年譜には横光の年齢と共に、当時の文壇の様子や世界情勢が掲載されているため、彼の人生をわかりやすく理解することができます。以下の情報は、左記の年譜を元に作成し直したものです。その年ごとに…

横光利一のことば

清水書院が出版した「横光利一 人と作品」には、横光の人生にそって彼が書いた随筆や作品に対する思いが綴られた文章を掲載しています。ここでは、左記の本から横光利一のことばを引用しまとめてご紹介しております。『』内の言葉は全て引用となります。横光…

横光利一の作品及び人物評伝

ゲーム「文豪とアルケミスト」で初めて横光利一について知った方も多いのでは無いでしょうか?ここでは、彼と交遊の深かった中山義秀(なかやまぎしゅう)と菊池寛の言葉をメインに紹介しております。

伊藤整が横光利一について解説する3

以下、筑摩書房が出版した「現代日本文学全集65 横光利一集」から『』内の文章は左記の本から引用した上、手前勝手な現代語訳をしたものになります。旧漢字は全て新漢字にて掲載しておりますこと、ご了承ください。横光利一の研究の一助になれば幸いです。解…

伊藤整が横光利一について解説する2

以下、筑摩書房が出版した「現代日本文学全集65 横光利一集」から『』内の文章は左記の本から引用した上、手前勝手な現代語訳をしたものになります。旧漢字は全て新漢字にて掲載しておりますこと、ご了承ください。横光利一の研究の一助になれば幸いです。

伊藤整が横光利一について解説する

伊藤整が寄稿した横光利一の解説は、当時の文壇の状況がうまく整理され、理解しやすい点が特徴です。その代わり、かなり辛口な批評が読んでいて少し、辛いかもしれません。以下、筑摩書房が出版した「現代日本文学全集65 横光利一集」から『』内の文章は左記…

横光利一の書簡と随筆集

河出書房新社から出版された「文芸読本 横光利一」より『』内の文章は全て左記の本からの手前勝手な現代語訳をした上での引用となります。この本は、多くの文人が横光利一に寄せた文を集め、間に横光自身の書簡や随筆、写真が掲載されている本です。写真では…

川端康成が横光利一を語る2

以下、『』内の文文章は中央公論社が出版した「日本の文学 横光利一」より川端康成が書いた「解説」から引用したものとなります。川端康成と横光利一の研究の一助になれば幸いです。今回で、日本の文学からの引用を終わり、次回からは筑摩書房が出版した「現…

川端康成が横光利一を語る1

昭和41年(1966年)に出版された横光利一の本には、川端康成の解説が掲載されています。以下、『』内の文文章は中央公論社が出版した「日本の文学 横光利一」より川端康成が書いた「解説」から引用したものとなります。川端康成と横光利一の研究の一助になれ…

寺田透が葉山嘉樹と横光利一を語る

葉山嘉樹(はやまよしき)は、プロレタリア文学における作家で主に、プロレタリア文学の歴史における初期に活躍した人物です。寺田透は日本の文芸評論家で立原道造と一緒に同人誌をやるなどしていましたが、絶交し戦後は東大教授として活躍するなどしました…