ほのぼの日和

文豪に関する随筆などを現代語訳して掲載しております。

織田作之助の「杉山平一について」

織田の「杉山平一について」という随筆は、先に杉山が「織田作之助について」という文章を発表した事を受けての内容となっております。そのため「杉山平一が語る織田作之助」を一読してから、こちらの随筆を読むことを推奨します。

最晩年の織田作之助

六月社書房より1971年に限定500部で発刊された「織田作之助研究」には、小笠原貴雄が没後の織田作之助に寄せた最晩年の織田の姿が書かれています。以下、下記の『』内の文章は左記の本から現代語訳した上での引用になります。織田作之助の研究の一助になれば…

林芙美子が語る織田作之助

林芙美子が織田作之助の死後、新潮社から出版された土曜夫人の解説として掲載された文章です。文中で、林は織田と初めて会った時のことを綴っていますが、この内容については織田自身が書いた「可能性の文学」の中で「林芙美子さんですら五尺八寸のヒョロ長…

杉山平一が語る織田作之助

杉山平一は織田作之助の親友であり詩人だった方です。杉山氏は大学に在学中、三好達治に詩才を認められ「四季」に参加。他にも織田作之助と共に同人雑誌を出したり、中原中也の恋人であった長谷川泰子の夫君が設立した、当時の中原中也賞を貰ったりしていま…

小林秀雄名言集2

新潮社から出版されている全28巻からなる小林秀雄全集から、名言をまとめてみました。小林秀雄を読むきっかけ、あるいは小林秀雄の研究の一助になれば幸いです。以下、『』の内の文章は左記の全集からの引用となります。また、()内には引用した作品名を記…

若園清太郎が語る坂口安吾

1976年に(株)昭和出版から出された、若園清太郎 著「わが坂口安吾」には、坂口安吾を中心として、安吾に関係のあった文士達の姿が、当時バルザックの研究家であり、多くの文士達と交遊のあった若園清太郎が親交を思い出しまとめた本です。以下、『』内の文…

若園清太郎が語る坂口安吾と中原中也

1976年に(株)昭和出版から出された、若園清太郎 著「わが坂口安吾」には、坂口安吾を中心として、中原中也や安吾に関係のあった文士達の姿が、当時バルザックの研究家であり、多くの文士達と交遊のあった若園清太郎が親交を思い出しまとめた本です。以下、…

伊藤整が語る小林多喜二と本庄陸男

昭和38年12月26、27日付けの「北海道新聞」に掲載された、伊藤整の「小林多喜二と本庄陸男」との思い出を以下の『』内にて引用しております。伊藤整は目黒にある日本近代文学館の設立、運営に携わり、チャタレイ裁判について世間の耳目を大いに集めていまし…

伊藤整が語る室生犀星と萩原朔太郎

伊藤整の『我が文学生活VI』より「犀星と朔太郎の思い出」を下記の『』内にて引用しております。室生犀星、萩原朔太郎、両名の研究の一助になれば幸いです。

伊藤整が語る島崎藤村、三好達治、梶井基次郎

伊藤整は、目黒区にある日本近代文学館を発案から建築のための資金集め、及び理事を務めるなどをされた方で、ご自身の著作もありますが、やはり氏の代表的な仕事と言えば近代文学館の設立、及びそれに伴う文学の歴史を守るために文豪の遺品などの収集、保存…

中島健蔵が語る「人間横光利一」3

筑摩書房が出版した「新選 現代日本文学全集36 河盛好蔵 中島健蔵 中野好夫 臼井吉見集」から中島健蔵の「人間横光利一」を紹介しています。「人間横光利一」は、評論家であり横光と交流があった中島健蔵が当時書いた日記をまとめたものです。中島健蔵は、数…

中島健蔵が語る「人間横光利一」2

筑摩書房が出版した「新選 現代日本文学全集36 河盛好蔵 中島健蔵 中野好夫 臼井吉見集」から中島健蔵の「人間横光利一」を紹介しています。「人間横光利一」は、評論家であり横光と交流があった中島健蔵が当時書いた日記をまとめたものです。以下、『』内の…

中島健蔵が語る「人間横光利一」1

筑摩書房が出版した「新選 現代日本文学全集36 河盛好蔵 中島健蔵 中野好夫 臼井吉見集」から中島健蔵の「人間横光利一」を紹介しています。「人間横光利一」は、評論家であり横光と交流があった中島健蔵が当時書いた日記をまとめたものです。以下、『』内の…

坂口安吾語録

坂口安吾の言葉を河出書房新社の「文藝別冊 坂口安吾」などを参考にまとめたものになります。『』内は全て引用した文章となります。出典につきましては、後述してある「」内をご参照下さい。坂口安吾の作品を読むきっかけになれば幸いです。

雑記及び坂口安吾と中原中也

雑記及び、坂口安吾と中原中也の共通点をまとめたものです。参考にした書籍は中原中也記念館が発行している「中原中也研究16」における特集2坂口安吾と中原中也を主に参考にさせて頂きました。この書籍は、中原中也記念館から通販で購入することができますの…

里見弴が語る有島武郎

1967年に中央公論社から出版された「日本の文学27 有島武郎 長与善郎」の付録に収載されている里見弴と本多秋五との対談から、有島武郎についての部分を左記の本から『』内において引用しております。里見弴と有島武郎の研究の一助になれば幸いです。

正宗白鳥が語る志賀直哉と葛西善藏2

1932年に中央公論社から出版された正宗白鳥著「文壇人物評論」の志賀直哉と葛西善藏を現代語訳した上、左記の本から『』内において引用しております。二人の研究の一助になれば幸いです。

正宗白鳥が語る志賀直哉と葛西善藏1

1932年に中央公論社から出版された正宗白鳥著「文壇人物評論」の志賀直哉と葛西善藏を現代語訳した上、左記の本から『』内において引用しております。二人の研究の一助になれば幸いです。

正宗白鳥が語る夏目漱石4

1932年に中央公論社から出版された正宗白鳥著「文壇人物評論」の夏目漱石論を現代語訳した上、左記の本から『』内において引用しております。夏目漱石の研究の一助になれば幸いです。

正宗白鳥が語る夏目漱石3

1932年に中央公論社から出版された正宗白鳥著「文壇人物評論」の夏目漱石論を現代語訳した上、左記の本から『』内において引用しております。夏目漱石の研究の一助になれば幸いです。

正宗白鳥が語る夏目漱石2

1932年に中央公論社から出版された正宗白鳥著「文壇人物評論」の夏目漱石論を現代語訳した上、左記の本から『』内において引用しております。夏目漱石の研究の一助になれば幸いです。

正宗白鳥が語る夏目漱石1

1932年に中央公論社から出版された正宗白鳥著「文壇人物評論」の夏目漱石論を現代語訳した上、左記の本から『』内において引用しております。夏目漱石の研究の一助になれば幸いです。

井上靖による島崎藤村の解説2

中央公論社から1964年に出版された「日本の文学6 島崎藤村」から井上靖氏による島崎藤村の解説は、当時の藤村の偉業について明瞭に説明しており大変解りやすいのが特徴です。以下、『』内の文章は左記の解説からの引用となります。島崎藤村の研究の一助にな…

井上靖による島崎藤村の解説1

中央公論社から1964年に出版された「日本の文学6 島崎藤村」から井上靖氏による島崎藤村の解説は、当時の藤村の偉業について明瞭に説明しており大変解りやすいのが特徴です。以下、『』内の文章は左記の解説からの引用となります。島崎藤村の研究の一助にな…

島崎藤村の主要作品における解説2

1957年に河出書房新社より出版された「日本国民文学全集 第二六巻 藤村名作集」より瀬沼茂樹先生の解説を中略を多く挟んだ上で下記の『』内にて引用及び現代語訳しております。この解説は島崎藤村の主要作品を時系列に沿って解説した内容となっており、島崎…

島崎藤村の主要作品における解説1

1957年に河出書房新社より出版された「日本国民文学全集 第二六巻 藤村名作集」より瀬沼茂樹先生の解説を中略を多く挟んだ上で下記の『』内にて引用及び現代語訳しております。この解説は島崎藤村の主要作品を時系列に沿って解説した内容となっており、島崎…

島崎藤村の「新生」解説2

東京堂から1961年に出版された「明治大正文学研究 特集 島崎藤村研究」から井上豊氏による“「新生」の問題”は島崎藤村が書いた「新生」についての解説です。以下、『』内の文章は左記の論文からの引用となります。また、掲載にあたって、全て現代語訳してお…

島崎藤村の「新生」解説1

東京堂から1961年に出版された「明治大正文学研究 特集 島崎藤村研究」から井上豊氏による“「新生」の問題”は島崎藤村が書いた「新生」についての解説です。以下、『』内の文章は左記の論文からの引用となります。また、掲載にあたって、全て現代語訳してお…

島崎藤村の「春」と「家」解説

東京堂から1961年に出版された「明治大正文学研究 特集 島崎藤村研究」から藤井義明氏による“「春」と「家」”は島崎藤村が書いた「春」と「家」についての解説です。以下、『』内の文章は左記の論文からの引用となります。また、掲載にあたって、全て現代語…

島崎藤村の「破戒」解説

東京堂から1961年に出版された「明治大正文学研究 特集 島崎藤村研究」から岩永胖氏による“「破戒」成立の根本問題”島崎藤村が書いた「破戒」における問題点などについて解説した内容です。以下、『』内の文章は左記の論文からの引用となります。また、掲載…