ほのぼの日和

文豪に関する随筆などを現代語訳して掲載しております。

もらって嬉しかった山口県のお土産

山口県は東西に長い県で、錦帯橋がある岩国側と関門海峡がある下関側で、方言や風習が違う県です。熊手を“がんざき”や“がんぜき”と言ったりするなど、独特のお国言葉があったりします。ここでは、私が実際に食べておいしかった山口県のお土産を紹介しています。

 

お手作り最中 絹ふくさ

ういろうで有名な豆子郎が出しているお菓子に、「お手作り最中 絹ふくさ」があります。
個人的には、ういろうよりこの自分で作らなければいけない、この最中が好きです!つぶあんの餡と、外側の最中の皮がそれぞれ別の袋に入っており。自分で最中の皮に中の餡を挟んで食べるお菓子です。
最初は、どうして別にしてあるのだろうか?と疑問に思っていましたが、最中の袋を開封してみて納得しました。
開けた途端に、最中のこうばしい香りが漂い始め、早く餡を挟んで欲しいと訴えているかのよう。急いで餡を開けて、早速に挟んで食べてみると、口の中が最中の豊かな香りでいっぱいになりました。
最中って、こんなにもいい香りがするんだ!最中だけでも、本当は美味しいんだという嬉しい発見がありました。
そして、口に含んだ最中がするすると溶けて、泡雪のように餡と絡みまさに口の中が至福で包まれた思いがしました。
こんなにも、素材の味を生かした最中があっただろうかと、深い感銘に打たれたお菓子です。

 

獺祭

ワインを思わせるフルーティーな味わいから、女性に人気のあるお酒です。
獺祭は元は、アメリカなど海外向けに輸出していたのですが、それが当たり。次第に東京などを中心に海外で人気のあるお酒として、名前を知られるようになりました。
それが、阿倍総理がオバマ大頭領にこのお酒を贈ったため、知名度に一気に火がつき現在まで非常に人気があるお酒です。
山口県では、イオンなどで手軽に購入できるため求め易さの点からもお土産として人気があります。
日本酒らしさがあまりないため、どちらかと言えば男性より女性に贈って喜ばれるお酒です。私自身、普段はあまりお酒を飲まないのですが、獺祭でしたら飲みます。

獺祭の酒粕も、さっぱりとした後味でおいしいので、ぜひ試してみて下さいね!

 

白銀

実は、かまぼこの商品名なんです。
関西以西のかまぼこは、東北から関東圏にかけてのかまぼこと違い、魚のしっかりとした味わい、歯ごたえのあるボディーが特徴的な逸品です。
そのため、こちらではご飯のおかずにかまぼこを食べたりします。更には、お酒のあてとしても使われます。
濃く、しっかりとした風味は焼いてもおいしく、例え焼かなくてもワサビ醤油に少しつけて食べただけで深い満足感を誘います。
忙しい日常においても、このかまぼこを切って出すだけで、料理が一品増えるので非常に楽です。

 

やわういろ

やわういろは、やわらかいういろうという意味で、山口県柳井市に本社がある、あさひ製菓の商品です。
モダンなパッケージに包まれた、ゼリー感覚で楽しむういろうで色んな優しい味わいのういろうが楽しめます。
個人的には、雁木と呼ばれる獺祭が造られている岩国で製造されているお酒が入った、やわういろうが美味しくて、おすすめです♪
このお菓子は、果子乃季と呼ばれるあさひ製菓のお店で購入することができます。
山口県のあちこちに支店がありますので、比較的、手に入りやすいお菓子です。