ほのぼの日和

文豪に関する随筆などを現代語訳して掲載しております。

梶井基次郎

小林秀雄名言集5

新潮社から出版されている全28巻からなる小林秀雄全集から、名言をまとめてみました。小林秀雄を読むきっかけ、あるいは小林秀雄の研究の一助になれば幸いです。以下、『』の内の文章は左記の全集からの引用となります。また、()内には引用した作品名を記…

小林秀雄名言集3

新潮社から出版されている全28巻からなる小林秀雄全集から、名言をまとめてみました。小林秀雄を読むきっかけ、あるいは小林秀雄の研究の一助になれば幸いです。以下、『』の内の文章は左記の全集からの引用となります。また、()内には引用した作品名を記…

三好達治が梶井基次郎に捧げた詩集「閒花集」

1934年7月に出版された「閒花集〔かんかしゅう〕」は、非常に繊細な詩集です。和紙を薄くしたような紙に印刷された詩は、反対側に印刷された文字が透けて見えるため、大変読みにくい内容となっています。恐らく、梶井基次郎を亡くし、失意に沈んだ三好達治の…

三好達治が梶井基次郎へ捧げた詩

三好達治は梶井基次郎亡き後、多くの詩を彼に捧げています。ここでは、それらの詩をまとめて紹介しております。 以下、『』内の詩は1932年に出版された「南窗集」より「友を喪う 四章」、1934年6月に出版された短歌集「日まわり」より「日まわり拾遺」から「…

伊藤整が語る島崎藤村、三好達治、梶井基次郎

伊藤整は、目黒区にある日本近代文学館を発案から建築のための資金集め、及び理事を務めるなどをされた方で、ご自身の著作もありますが、やはり氏の代表的な仕事と言えば近代文学館の設立、及びそれに伴う文学の歴史を守るために文豪の遺品などの収集、保存…