ほのぼの日和

文豪に関する随筆などを現代語訳して掲載しております。

2018-06-11から1日間の記事一覧

徳田秋声の尾崎紅葉4

ひき続き小説を入力してみようチャレンジ、只今、伝記に挑戦中です。昭和3年に改造社から出版された現代日本文学全集 第18篇 徳田秋声集から「尾崎紅葉」に挑戦中です。ここでは左記の伝記を現代語訳した上、下記の『』内に引用しております。徳田秋声と尾崎…

徳田秋声の尾崎紅葉3

小説を入力してみようチャレンジ、只今、伝記に挑戦中です。昭和3年に改造社から出版された現代日本文学全集 第18篇 徳田秋声集から「尾崎紅葉」に挑戦中です。ここでは左記の伝記を現代語訳した上、下記の『』内に引用しております。徳田秋声と尾崎紅葉の研…

徳田秋声の尾崎紅葉2

小説を入力してみようチャレンジ、只今、伝記に挑戦中です。昭和3年に改造社から出版された現代日本文学全集 第18篇 徳田秋声集から「尾崎紅葉」に挑戦中です。ここでは左記の伝記を現代語訳した上、下記の『』内に引用しております。徳田秋声と尾崎紅葉の研…

徳田秋声の尾崎紅葉1

小説を入力してみようチャレンジ、今回から昭和3年に改造社から出版された現代日本文学全集 第18篇 徳田秋声集から「尾崎紅葉」に挑戦を始めました!ここでは左記の伝記を現代語訳した上、下記の『』内に引用しております。徳田秋声と尾崎紅葉の研究の一助に…

徳田秋声の折鞄(おりかばん)3

小説を入力してみようチャレンジ、引き続き昭和3年に改造社から出版された現代日本文学全集 第18篇 徳田秋声集から「折鞄」に挑戦中です!ここでは左記の小説を現代語訳した上、下記の『』内に引用しております。徳田秋声の研究の一助になれば幸いです。

徳田秋声の折鞄(おりかばん)2

小説を入力してみようチャレンジ、前回に引き続き昭和3年に改造社から出版された現代日本文学全集 第18篇 徳田秋声集から「折鞄」に挑戦中です!ここでは左記の小説を現代語訳した上、下記の『』内に引用しております。徳田秋声の研究の一助になれば幸いです…

徳田秋声の折鞄(おりかばん)1

小説を入力してみようチャレンジ、今回から昭和3年に改造社から出版された現代日本文学全集 第18篇 徳田秋声集から「折鞄」に挑戦を始めました!ここでは左記の小説を現代語訳した上、下記の『』内に引用しております。徳田秋声の研究の一助になれば幸いです…

谷崎潤一郎の詩人のわかれ2

以下、『』内の文章は大正8年に春陽堂から出版された谷崎潤一郎著「呪われた戯曲」より「詩人のわかれ(此の一篇を北原白秋に贈る)」を現代語訳した上、引用しております。

谷崎潤一郎の詩人のわかれ1

以前から、一度それなりに長い小説を入力したいと考えていました。正宗白鳥の「塵埃」より長い作品で、あんまり長すぎても大変であるため、今回は谷崎潤一郎の「詩人のわかれ(此の一篇を北原白秋に贈る)」に挑戦してみました。楽しんで読んで頂ければ幸い…

萩原朔太郎が語る詩人と宿命論

昭和15年に河出書房より出版された萩原朔太郎の「阿帯」なる随筆集には、「詩人と宿命論」と題された随筆が掲載されています。内容としては、萩原朔太郎がなぜ自分が宿命論者になったのか、自身の詩作に基づいて説明しており、大変興味深い内容となっており…

萩原朔太郎が語る谷崎潤一郎と正宗白鳥2

昭和15年に河出書房より出版された萩原朔太郎の「阿帯」なる随筆集には、「思想人としての谷崎潤一郎と正宗白鳥」と題された随筆が掲載されています。内容としては、今回は谷崎潤一郎氏に加え正宗白鳥氏について萩原朔太郎が熱く解説をしております!ここで…

萩原朔太郎が語る谷崎潤一郎と正宗白鳥1

昭和15年に河出書房より出版された萩原朔太郎の「阿帯」なる随筆集には、「思想人としての谷崎潤一郎と正宗白鳥」と題された随筆が掲載されています。内容としては、古来より日本には確たる「思想」は基本的には無い国で、外国文学が輸入にされるに至って初…

萩原朔太郎の水戸小遊記

昭和15年に河出書房より出版された萩原朔太郎の「阿帯」なる随筆集には、「水戸小遊記」と題して、室生犀星と共に水戸の高等学校へ講演旅行に行った際、見聞した当時の水戸の印象が記されています。ここでは「水戸小遊記」を現代語訳した上、下記の『』内に…

萩原朔太郎の人物印象記ー三好達治&堀辰雄

昭和15年に河出書房より出版された萩原朔太郎の「阿帯」なる随筆集には、「四季同人印象記」と題して、三好達治、堀辰雄、丸山薫、辻野久憲、竹村俊郎の印象が記されています。ここでは、三好達治及び堀辰雄、この二人に対する印象記を現代語訳した上、下記…

室生犀星が語る芥川龍之介2

今回は、芥川龍之介との最後の別れを振り返った内容となっています。また、この随筆集に収められている他の芥川龍之介についての随想を取り上げ、紹介しております。内容としては、室生犀星と萩原朔太郎に芥川龍之介、この3人の食事何処や交流がどんなもので…

室生犀星が語る芥川龍之介1

室生犀星は、芥川龍之介の死後、彼についていくつか随筆を残しています。ここでは、その内の一つである「憶(おもう)芥川龍之介君」を紹介しています。以下、『』内の文章は三笠書房より昭和10年に出版された「犀星随筆集」の「憶(おもう)芥川龍之介君」…

三好達治が梶井基次郎に捧げた詩集「閒花集」

1934年7月に出版された「閒花集〔かんかしゅう〕」は、非常に繊細な詩集です。和紙を薄くしたような紙に印刷された詩は、反対側に印刷された文字が透けて見えるため、大変読みにくい内容となっています。恐らく、梶井基次郎を亡くし、失意に沈んだ三好達治の…

三好達治の「駱駝の瘤にまたがって」より

1952年に出版された三好達治の詩集「駱駝の瘤にまたがって」より、私自身が好きな詩のみを選りすぐり、下記の『』内に現代語訳した上で紹介しております。読書のお供に三好達治の詩集を加えてみてはいかがでしょうか? 『 故をもて故をもて旅に老い故をもて…

三好達治が梶井基次郎へ捧げた詩

三好達治は梶井基次郎亡き後、多くの詩を彼に捧げています。ここでは、それらの詩をまとめて紹介しております。 以下、『』内の詩は1932年に出版された「南窗集」より「友を喪う 四章」、1934年6月に出版された短歌集「日まわり」より「日まわり拾遺」から「…

正宗白鳥の「塵埃」

正宗白鳥は、作家としてスタートする前は新聞社で働いていました。その時の経験が生かされた小説として「塵埃」を書いています。生き生きとした編集局の描写と主人公の冷静な態度が印象的なこの小説は、収載された「白鳥傑作集」の冒頭において自身がこの「…

徳田秋声の随筆集「灰皿」3

2では、徳田秋声と室生犀星との旅話しでしたが、今回は、秋声が読売新聞に掲載した「長篇四五読後感」より横光利一が書いた「家族会議」の感想です。なんだか、秋声氏と言えば自然主義のイメージが強く、新感覚派の著作などは手に取らないような印象がありま…

徳田秋声の随筆集「灰皿」2

1では、森鴎外の全集について、語っていた秋声ですが、今回は室生犀星と共に小杉天外氏を訪ねて鎌倉へ行った時の思い出話しです。犀星は「あやめ文章」の「四君子」内で、秋声と共に天外氏を訪ねたことを最初から順を追って書き記しておりますが、秋声は天外…

徳田秋声の随筆集「灰皿」1

「私は随筆文学をあまり好かない。」から始まる印象的な徳田秋声の随筆集「灰皿」ですが、なぜこれが世に出たかと言えば、まずは出版元である砂子屋主人の好意に加え、秋声氏の息子である一穂氏が編集と校正の一切をやってくれた事が大きかったようです。当…

織田作之助の随筆「大阪の詩情」

個人的に「大阪の詩情」は織田作之助の随筆の中では好きな作品の一つですが、青空文庫には未掲載です。織田作之助を取り巻く、大阪界隈に潜んでいる詩情の一端に触れられたらと思います。 以下、『』内の文章は1970年に講談社より出版された「織田作之助全集…

徳田秋声が語る尾崎紅葉

明治文豪伝なるものが明治40年に編纂され、シリーズものとして出版されたのですが、その第一作目として、尾崎紅葉の逸話や人となりを聞き書きでまとめたものを含んだ本が出されました。その本に、徳田秋声も語り部として尾崎紅葉の思い出を語っておりますが…

織田作之助の「杉山平一について」

織田の「杉山平一について」という随筆は、先に杉山が「織田作之助について」という文章を発表した事を受けての内容となっております。そのため「杉山平一が語る織田作之助」を一読してから、こちらの随筆を読むことを推奨します。

最晩年の織田作之助

六月社書房より1971年に限定500部で発刊された「織田作之助研究」には、小笠原貴雄が没後の織田作之助に寄せた最晩年の織田の姿が書かれています。以下、下記の『』内の文章は左記の本から現代語訳した上での引用になります。織田作之助の研究の一助になれば…

林芙美子が語る織田作之助

林芙美子が織田作之助の死後、新潮社から出版された土曜夫人の解説として掲載された文章です。文中で、林は織田と初めて会った時のことを綴っていますが、この内容については織田自身が書いた「可能性の文学」の中で「林芙美子さんですら五尺八寸のヒョロ長…

杉山平一が語る織田作之助

杉山平一は織田作之助の親友であり詩人だった方です。杉山氏は大学に在学中、三好達治に詩才を認められ「四季」に参加。他にも織田作之助と共に同人雑誌を出したり、中原中也の恋人であった長谷川泰子の夫君が設立した、当時の中原中也賞を貰ったりしていま…